やなぎだ耳鼻咽喉科(大阪府東大阪市西鴻池町)| 耳・鼻・喉あれこれ

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2012年の花粉症について

2012,1,13

花粉12

2011年の飛散花粉数は前年の2010年の5倍から10倍と予想され、2010年の秋には、マスコミで何度も大々的に報道されました。このため、早期の対策として、下甲介粘膜の焼灼術を希望され、多数の患者さんが、シーズン前に来院されました。その結果、シーズン前の予定枠の人数におさまりきらず、休診日の木曜日にまで手術をさせていただくような事態となりました。

これに対して、今年の花粉症に対する報道が極めて少ない状態です。以前に2012年は、前年の50-70%程度の花粉飛散数という報道がありました。しかしそれ以降は、あまり詳細な報道が無いように思います。その結果、今年は季節前の花粉症対策を希望して、来院される方が非常に少ない状態です。去年のことがウソのようです。マスコミの影響っていうのは、本当にすごいなあと思います。

しかし、これらの報道には少し問題があります。2011年も2012年もその前年の飛散数を基準にして、報道されています。先にも書きましたが、2010年の飛散花粉症はここ10年間でも極めて少ない花粉数であったという事実がまったく報道されていません。それと2011年の花粉数がやはりかなり多かった事をあまり報道せず、2012年は前年の50-70%と聞かされるとすごく少ない印象を受けます。実際のところは、大阪に関してはここ10年の平均並かちょっと少ない程度とのことです。したがって、油断は禁物です。今年の花粉が極端に少ないというわけではありません。マスコミに踊らされず、例年通りの対策が必要です。なんだか昨年と正反対の事を書きながら、結局早期の受診を勧めているようですが、備えあれば憂い無しです。やっぱり今年も、早めの受診と飛散前の内服加療の開始をお勧めします。

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