やなぎだ耳鼻咽喉科(大阪府東大阪市西鴻池町)| 耳・鼻・喉あれこれ

耳・鼻・喉あれこれ

耳あかの取り方

2004,12,15

1.耳たぶの位置に気をつけて
外耳道は微妙に彎曲しているので、大人では耳たぶを後ろ上方に、幼小児では後ろ下方に引くと耳の中がよく見えます。

2.明るい場所で
日中は日光の良く当たる所で、夜ならば蛍光灯より電球スタンドなどの電灯のほうがよく見えます。また、光源付きの耳かきを利用してもいいでしょう。

3.お子さんの頭は固定
お母さんのひざに固定します。特に乳幼児はタオルケットなどで体を巻いて固定してあげましょう(熟睡しているときが良い)。

4.周囲を確認
兄弟など子供がいないことを確認しましょう。ぶつかって、鼓膜損傷、外耳道損傷などが起こっては大変です。

5.耳あかは手前にかき出す
耳かきや綿棒を外耳道の壁に沿って手前にかきだすように取り除きます。特に手前だけにたまっていて外耳道を塞ぐほどでないものは、入浴後などの耳垢が柔らかくなっているときに手前にかき出しましょう。

6.耳かきを奥まで入れすぎないように(入り口から鼓膜までの1/3程度まで)
耳あかは外耳道の入り口から3分の1のところにたまりやすく、これより奥の皮膚は弱くて傷つきやすく、痛みが強いので注意が必要です。綿棒を奥まで挿してしまうと、その痛みにより、急に動いてしまって、外耳道の皮膚から出血したり、鼓膜が破れてしまったりすることもあります。もし万が一、そうなってしまった場合は、早めに耳鼻咽喉科を受診してください。また、鼓膜のすぐ近くの奥の部分に耳垢がたくさんたまっているような場合は、耳鼻咽喉科を受診することをおすすめします(我々でもその除去には難渋し、2日にわたって除去することもあります)。

7.お子さんを怖がらせないように
子供の場合、いったん痛みを覚えさせると、怖がって二度と耳あかを取らせてくれなくなることもあります。できればお風呂上がりに綿棒で耳の中を拭いてあげる習慣をつけてください。そうすれば余程のことが無いかぎり、それほど耳あかはたまりません(耳あかを奥へ押し込んでいる場合は別ですが)。

以上のことに気をつけてトライしてください。
それでもやっぱり取れなければ、耳鼻咽喉科を受診してください。

近頃、若いお母さんがお子さんを連れて「耳あかを取ってください」と受診されることが多くなりました。このことも含め、次回の「院長の部屋」のページでは「耳あかよもやま話」を書きたいと思います。

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