やなぎだ耳鼻咽喉科(大阪府東大阪市西鴻池町)| 耳・鼻・喉あれこれ

耳・鼻・喉あれこれ

2011年の花粉症について

2010,11,2

録的な暑さを記録した今年の夏の影響か、来年の花粉は今年の5倍から10倍と予想されています。マスコミが大々的に報道するため、患者さんの心配を良く耳にします。アルゴンプラズマ凝固装置による下甲介粘膜の焼灼術をシーズン前に希望して来院される方も、例年より多い印象を受けます。
ただこの数値は、あくまで今年と比較してのものです。一方で、今年の花粉数がここ10年では非常に少なかったということが、あまり報じられていません。先日も花粉症治療の勉強会に出席しましたが、そこでも来年の花粉数は、過去10年の平均ぐらいになるだろうと予想していました。みなさん、過度の心配はなさらぬようにお願いします。
もちろん、例年通り、花粉症には早めの対策が重要です。患者さんは、どうしても症状がひどくなってから受診される傾向があります。一旦、多数の花粉に暴露し、重症となってから、症状を薬で押さえ込むことは、なかなか困難です。やはり、花粉飛散が初めて報告されたころ、例年なら2月に入ったころから内服を開始する初期治療が重要となります。最近は、内服薬も、眠気が少なく効果の高いものがあり、これらは初期治療に有用です。また、点鼻薬も新しいものがいくつか出てきています。
当院では、例年花粉の飛散がピークを迎えた翌日かその翌日に患者さんが、集中します。朝の9時30分から診察を開始して、15分の休憩をはさんで夜の10時30分まで診察なんてことも、年に数回起こります。できれば、当院、患者さんとも、このような事態は避けたいことです。みなさん、来年の花粉症には早めの対策と受診をよろしくお願いします。

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